スポンサーサイト 
--.--.--.-- / --:-- 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
泥酔者とご長寿の狭間で釣る(第二回 小突き) 
2006.06.05.Mon / 21:45 
じゃあチラチラ好きな貴方に
ちらちら

投魂さん、辻堂海岸で夜投げ釣りするとアナゴ掛かりませんか?

はい、では釣行記参ります。

キャビンで横になっていると、船が低速に変わるエンジン音。
時計を見ると船旅は一時間とちょっと。

目の前に港を構える富津の船でさえ8500円のところが有るのに、
これだけ走って8000円でいいんですか船長!?
去年は釣り人2名なんてこともあったし、オイル代は大丈夫かいなと他人事ながら心配したりする。

さて、のっそりギャビンから出てくると両隣のおじいちゃんは既に臨戦態勢、しかも酔っぱらいのおじさんの足下には早くも5本目のビールの空き缶が!
まあ、あんまり近付かないようにしてオイラも準備をしーよっと。

マダコ釣りは竿がいらない手釣りであることは皆さん当然ご存知だろうが、この渋糸の小突きかた大きくわけて二つの構えがあることもご存知だろうか?

オイラは小突く時の手の形から、「つんつん型」「こいこい 型」に大きく分類している。

まず、「こいこい型」は広く見られる小突き方で、手のひらを上に糸を人差し指に掛けて小突く方法である。

koikoi


この方法、糸を震わせるような動作がしやすく疲れにくと言う利点があり絶大的な人気。
さらに、立って腰の位置に手を置いて釣る人、
座って船縁に糸を掛けて釣る人もこの構えが多い。

対して、「つんつん型」は、オイラもふまえて少数派で、手の甲を上に糸を人差し指と親指でつまみ手首で小突く方法である。

つんつん


手をある程度上げていないと小突きにくいので、やってみていただくと解るのだがこの「つんつん型」はめっちゃ疲れる。

オイラはその手首を鍛えようと、巨人の星みたいに通勤電車の中で手首立て伏せをして頑張っているが、
それでもその疲労は極限に達し一日これでやっていると腱鞘炎になりそうである。

だから、あめちゃんがブログで書いていたからといって真似されて腱鞘炎になんても賠償はできないのだが…

この「つんつん型」はオモリを持ち上げ気味にしたりする微妙な調整がしやすく、根がかり回避や、蛸が触ってくる感触が渋糸の扱いになれていなくても解りやすい。

マダコ釣りの基本はまず、根がかりと蛸の乗りを見分けることが第一歩であるから、オイラ的のはこの「つんつん型」でできるだけ通すようにしているのだ。

さて、第一投東京湾観音の横顔を眺めながらテンヤを海に投げ入れる。まあ、マダコ釣りなんだからゆっくりやるべと糸フケを取ろうとしたその時だった。

どたどたどたーと船長が操舵室から駆け出す物音が聞こえる!
えーもう上がったの~そんなばかなあ~。
開始3分。オイラの裏っかわでもうマダコが取り込まれた。

それからはラッシュ!
オイラの反対側、右舷側では流し帰るごとに次々マダコが取り込まれる。

あっというまにトータル10杯は超えただろうか?
しかし、左舷側は黙りがつづく、

ズカーン!
やっぱり東京湾の法則生きてるじゃないか!
左舷の釣り人にいっせいに焦りの色が見え始めて二時間ようやくみよしの方で一杯があがり続いて来たのは…

「うしゃしゃあしゃしゃ」と叫んで立ち上がった酔っぱらいのおじさんじゃないか!

さっきまで、へべれけになりながら震えた手で小突いていたが
いまは顔を紅潮させ力強く糸をぐいぐいたぐり上げている。
ざばあー。
船長がタモ取りして
上がって来たのは600gぐらいの小蛸。
すると、酔っぱらいのおじいちゃん、

半泣き声で
「よがったー、おで、今日はオデコかとおもったよ~。
 よがったー。よがったー。」とかなり情けない安堵のため息。

オイラの心の声:「おいおいよっぱらいじいちゃん、アンタ蛸プロじゃなかったのかよー。」


それからは、右舷側でもミヨシの方ではぽつりぽつりと上がり始めるが、どうもおじいさまがたは、座って小突くいておられるので、

当然、上げる時も船縁に糸を引っ掛けてたぐり上げる体勢になり

タイミングを失敗すると……ほらやっちゃた。
あーあー船底に蛸にへばりつかれて取れなくなっちゃったよ~。


はたまた、ダブルヒットも多いので当然船長のタモだけでは捌ききれないのだが、タモトリのために重い腰があがらない。

ああーああー、抜き上げようとしてポロリと蛸を落としてちゃってるよ~

はーもう何匹やってるんだ~もたいない。

同乗者力はかなり低いなとミヨシの方を眺めていると、
また、酔っぱらいのおじいさんが勢い良く糸をたぐっている。

「二杯目じゃ、うっしゃしゃしゃー。まだ11時かあ
 この分じゃああと3杯は釣れちゃうね!」
とオイラの方を見てこれ見よがしにニヤリ。

オイラの心の声:ムカ!はいはい弱気なおじちゃんはもうどこかにいったのね。

しかし、このときオイラはかなり焦っていた。

時間は半分を過ぎのこり3時間あまり、船中20杯を越え、マダコは釣れ盛っているというのに、オイラと隣のご長寿はまだオデコ。

そして、その焦りが悪い結果を生むことになる。

つまみ上げる右手には、ニューン~とした重み!
2cm聞き上げで判別するにこれは必ずマダコの乗り!
そのまま小突きを細かく痙攣するように4、5回×2くれてやって、左手で糸をもって
えーいいいいいいいーー。

やった乗った!確かな手応えで二手三手とたぐる、大きくはないが600gってとこだろうと思った7手目ぐらいの瞬間だった。

ズル!心の中に轟音の書き文字、手繰る手から重みが消えた!

ショーック。蛸が落ちた。

あぜんとするオイラ、その口を開けた顔を見た
酔っぱらいのおじいちゃん。

「うしゃしゃしゃしゃー(シーズン)始めは蛸が小さいきちテンヤからおちやすいんじゃあ。テンヤを立ててて、二呼吸は待たないとだめだにーうしゃしゃしゃ。」

オイラ:「はっ。ハーあ。」
オイラの心の声:「やってますよ~でも落ちたんだよーズカーン。」

「いやいや、お若の小さい蛸は難しいよのう。今日は小さいのしか上がってないからよけー難しいの。」

とそのお声は、反対隣のご長寿じゃあありませんか!

オイラの心の声:「やはり人生80年酸いも甘いも噛み分けて、後進を慰めるそのお言葉ありがとうございます。」

とおもっていたら、お礼でもいおうと思ったら…
 
いままでうつむき加減でよぼよぼと船べりに糸をかけながら座座って糸を小突いていたご長寿のおじいちゃんが
すっくと立ちあがったじゃないか!

しかも眼光は怪しくが輝いている!
今までの好々爺とはまったく別人だ!
スポンサーサイト
* テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用 *
COMMENT TO THIS ENTRY
----

若いときタイで遊び呆けていたせいで、今になってやたら苦労してるガーです。
タコ船って、なーんであんな飲んべーが多いんでしょうねえ。別に「飲むな」なんてヤボは言わないけど、クーラーん中全部タカラ焼酎ってじさまマジ多すぎ!
年末のタコ船で、ずーっと飲みっぱなしのへべれけじじい。
寒いのか酔ってるのか、用足しは船べりで一物出してジャジャジャ~ってやっちまうこと数回。
じじいはミヨシでおれその隣。
汚水混じりの海水が、隣で糸を握るおれの足元に流れてくるのは自然の法則でした。

- from ガー -

----

ガーさん私はゲロでやられました。
風の強い日にオマツリほどきに外に出たらホッペにピチピチッ。
あめちゃん そー言えばフグ場でアナゴ釣っちゃったですよ。
太いの。

- from 仁兵衛丸 -

----

おじじ達やっぱり只者じゃなかったみたいですね~
自分が釣れてないのに釣ってる人がバラシてるのをみるのは辛い・・v-394

- from にゃみ -

--みなさんコメントありがとうございます--

ガーさん
おひさしぶり~私も若い頃、絵を描いてたりして遊んでました。v-393
でも遊んでいたおかげで、ガーさんには本を出すくらいの語学力があるんだし、人生寄り道すればするほど、幅が広がっていいんじゃなでしょうかね。なんか人として経験豊かって感じがしますよ。

にゃみさんへ
うーv-404
確かにイカがエギングなどと横文字いっぱいで、若い人に大人気なのにくれべて。
タコはダサいイメージで高齢化の一途をたどっているので、おもろいおじいちゃんが多いです。
ですが、このブログを読んで、若人にタコ釣りの面白さを伝えられれば!と思い今回はがんばって書いております。

仁兵衛丸船長へ
昔の船って、トイレが海に直通だったので、う○こすればプカーと浮いたりしてましたよね。v-394
アナゴ太いのあがりましたか!私も釣り人生の幅を広げるために、フグの古い釣り雑誌からフグの入門偏でもさがして読んどこうな…と思ったりして。とちょっとづつ感染が見受けられます。

- from あめちゃん -

----

スリットが深いスカートを餌にブログをやると
投魂が釣れませんか?(笑)
って、みごとに釣られた投魂であります(大汗)

アナゴは千葉に行ったときのほうが意外と釣れますね~
堤防の端の潮の流れが無いところでちょくちょくあがります。

タコ釣りは船でもあるんですね~
私は江ノ島周辺でタコを揚げるのをよく見ますよ
てか、タコ自体が目視できちゃう状態だったりもしますね
タコは釣ってみたいとテンヤは持っているのですが
やったことはないんです。
思うのが、どうやって持って帰る・・・ってことですね
小さいクーラーバックを電車で持ち運んでいるので
タコは持ち帰りづらいですね~

- from 投魂 -

----

投魂さん
チャイナのつもりで描いたのですが、ロングならそれでもOKですか(笑)
関西ではタコの投げ釣りというジャンルが確立していてやってる人多いんですよ!
そのためのテンヤまで売られてますから。
それを買って来て関東でもやってみようかと思ってます。
タコはその場で絞めて、ビニール袋へこれで持ち帰れますよ。

- from あめちゃん -

   非公開コメント  
スポンサーサイト泥酔者とご長寿の狭間で釣る(第二回 小突き)のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
次回の釣行予定は?!
那智勝浦 アカムツ キンメダイ
登場人物の紹介
旬蛸
はじめまして、あめちゃんです。 ハンドルネームは「旬蛸]。関西に来てからも相変わらずB級、浅く広くを実践。水深5m~500mまで、美味い魚と軟体動物を釣るためなら苦労はいといません。よって、エリアも南紀、若狭、大阪湾、鳥羽、と神出鬼没。だけど、おこずかいないから月1回に沖釣りは減りました(>_<)
このブログについて
 このブログの基本構成は一回の沖釣行に対して1日目→「俺頭」こと釣果目標を立てる!2日目→ 実釣に行って報告。3日目→料理してその感想。という三部構成になっています。実際釣りに行ったに日を掲載日時として書きたい!と妥協の結果、タイムリーな情報性を捨て記事内容にこだわり後日まとめ書きしているために。一回の掲載文がやたら長い!記事を書くのがやたら遅い!だからわかりにくい!という三重苦におりマッスル。作者のわがままとお許しください。(涙)
マイ・タックルのコーナー
出船
台湾リール
1980年前後のダイワの船竿、出舟15-180です。7:3調子でエビスズキ、マゴチの竿だと思いますがあってますかね?リールは台湾リールをセットして雰囲気を出してみました。ダイワの小物用船竿は伝統にこの舟の字が着いて、あと入舟、早舟、浦舟などのレーベルがありますが、にゃみさんのご紹介で「向日舟」の名前は初めて知りましたよ。本当にヒラメ竿かちょと心配な所もあるのでもし「向日舟」にご記憶のあるかた!何の竿か教えてください。
ブロとも申請フォーム
CopyRight 2006 「サラリーマン金太郎飴の沖釣り日誌:関西編」 All rights reserved.
Photo material by <ivory> / Designed by Il mio diario
Powered by FC2BLOG / まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。