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初めてのエビスズキ 
2005.05.08.Sun / 17:11 
ーーーーーーー釣り人には忘れられない釣行がある。
第一回は初めて本牧のエビスズキに行ったときのお話です。

手バネの横浜竿を使った伝統の釣り!
エビ餌で釣るスズキは初めてにはかなり敷居の高い釣りで有ると思い込んでいた。
まず、竿は手バネ!道糸はラージ!針にはヒューズ。
そして、エビを殺さない餌つけ。50cmの狂いも許されない棚取り。
でも、こんな我が家の近く横浜本牧で、こんな大物が上がるなんて!
ぜひ、オイラも経験してみたい。
でも、一緒に乗ってくれる釣り友もいないしなあ。。。

2005年のゴールデンウィークも最終日。
意を決して、ない勇気を振り絞って。。。一人本牧長崎屋の前に立った。

朝の5時半釣宿に着くがまだ閉まっている!
うーむ、やっぱオイラ小心ものだ。ぶるぶる、がくがく。
八時出船だから7時で良かったのかなあ?

車の周りをうろうろ待っていると、
六時をすぎ出て来た大船長がこちらを発見して
呼び入れてくれた。
お茶をいただいておとといから出ている青潮の状況を話される。
こっちは神妙に一人お話を聞く。
わーなんか仕立て船って雰囲気だよこりゃあ。

どーやら釣れない日に来てしまったみたいだ。
港に行ってほかのお客さんを待つが、集まったのは
ゴールデンウィーク最後の休日なのに5人!
大船長はこれだったら左舷に並んでやった方が操船しやすいからと
お客さんを交通整理。

大船長に「エビの付け方も解りましぇん」とド素人度を猛然とアピールした
オイラはオッかなびっくり左舷胴の間、操舵室下に釣座をしてもらい、
若船長にも「は、は、はじめてですうう。」とアピール。
すると、若船長、白長靴の常連さんに一声かけてくれた。

「Sさん、ちょっと面倒みてやってよ。」
いや本当にこの時S名人に面倒見てもらってなかったら。
多分未だにオイラはいまだスズキを釣ったことはなかっただろう。

(S名人の出航前のアドバイス)
●針は口から角の付け根に通す。口は針で押し上げると、
自然に入って行くところが有るのでそこから、中心がぶれないようにさす。
角の根元にほんの少し針先を出しておく、桶につけてひらひら足が泳いでいればOK。
●ドラッグの調整。思っていたより緩め。強く引っ張ればかなり出て行く程度。
●棚ボケは許されないので1mのマーキングはしっかりとする。
 糸がのびてないかたまに計り直すように。

以上で準備完了。船は5分ほど走って埋め立て地沖へ。 
水深17m
若船長も操舵室から出て来て隣で見ている。
すごい!左は若船長、右はS名人。
どっかの予備校のコマーシャルみたいにダブル先生だ。(笑)

さて、棚を合わせてと。
まずはじめっから釣れるわけない!と思ってここはどこだ?
とぼんやり水平線を見ていると

若船長:「それあたり何だよなあ」と一言
オイラ:「へ??」
たしかに、竿先はふわふわと動く。
若船長:「でもスズキじゃないなあ」
S名人:「イカだな。あげてみ。」
おー見事に芝えびの背中にかじられた後が!
うーむ、集中しないと。

烏賊のふわふわした当たりが二回つづいた後、
今度はコツとはっきり したあたりがきた。
オイラ:「ん?」なす術もありましぇん。
竿先を下げる間もなく、穂先がクンクンと弱く下に突っ込んで行く。

若船長:「それスズキ !竿下げて」
竿は水面に突き刺すぐらい下げる必要がある。
水面まで下げて4数え聞き合わせ。
また穂先がクンクンと弱く下に突っ込んで行く。
若船長:「乗ってる。あわせて!」
おいらスズキは大合わせと聞いていたので、ルアーマンみたく、
ビューと思いっきり竿をあおる。

S名人:「あーだめそれじゃあ、強すぎる 。掛からない。 」
それでも幸運にも魚はついていた。
針がかかったと気付いたスズキは猛烈な勢いで左へ走り始めた。
若船長:「あー」
強烈な引きでドラッグが出て行く、あっという間にトモの人とお祭り。

S名人:「もう釣れたの?」にやりと笑う。
しかしオイラはそれどころではない。
オイラの釣技では 魚の勢いに対処できない。竿が伸される。
S名人:「竿をたてて!寝かしち ゃだめ!45度くらいに保って。」
今度は右方向に大きく逃げるスズキ。また竿が伸される。

真剣な顔のS名人:「こいつは でかいよ!」
ドラッグがすべって巻き上げられない。竿は満月に引き縛られる。
なすすべなく、今度は沖に走るスズキ。
竿を持っているのが精一杯だった。

そして、張りつめていたテンションはフッと軽くなった。
初戦 は約5分。

結果は惨敗。
しかしなぜか清々しい。
オイラなんてすごい釣りなんだと思った。
そして、ビギナーズラックは消えたが感動と意地が残った。

若船長:「でかかったなあ。まあお祭りしたのと、
    合わせが悪かったのが外れた原因だね。」
S名人:「スズキの顎には固いところがあるから、そこを貫いて掛からないと。
   合わせが早く強いと、竿の弾力に力を取られて合わせが逆に効かなくなるんだ。
   ゆっくり大きく、振り抜くようにあわせるのがコツ。
   聞き合わせから、スムーズな移動が必要なんだよ。」
オイラ:「奥が深いっす。」

それ以降は私の竿に当たり無し。
中ノ瀬Dブイに移動。S名人が手バネで4本を連釣。
横浜竿が美しく曲がるのに見とれてしまった。

オイラはと言うと、当たりがなんだかわかりましぇん( >_<)!
いや、でも本当にあたりは微妙みたい。
ミヨシの人も二本連釣したし、やっぱりスズキさんは群れで行動している模様。
時合いに乗れなければ難しい釣りなのかなあ。
釣れているときは倍集中しないと。

以後13時まで二三カ所流し替えしても当たりなし。
そこでマゴチに釣りもの替え。

13時30分ごろ
向こうに八景島が見える。小柴沖、水深8m
オイラの竿に久しぶりにガガガと激しい当たり。
マゴチ君こりゃだれでも解るよ。

船長:「竿先下げて。コチはスズキより長く食い込ませる。」

 ビーンビーンとあたりが変わったハ リがかりした模様。
なんかヒラメとそっくな当たりだなあ。
と思って上がって来たのはマゴチ35cm

「可愛いサイズなのでちょと可愛そうかなと思ったりしたけど。生け簀にキープ」
実は今日はお坊さんと覚悟してしてたのでばぜか中途半端な気分。
北東 風が強くなり、マゴチは船中その一本だけで終了。

ああこれで終わりかと思ったら

若船長:「じゃあまたスズキやってみます。」

そうか八時出船だからまだあと一時間ぐらい釣り時間はあるんだ。まだチャンスはある!

また埋め立て地沖 水深17mに戻りスズキ再開。

朝逃したスズキさんに思いを馳せながら。
最後に必ず逆転すると心に誓い、エビちゃん大型を選んで投入。

ほんとこの釣りは集中力です。朝からたちっぱなしだし。
でも、ほんとここまで釣りで神経使ったのはじめてだなあ。
オイラ:「さあこい、ばっちこい!」口に出して行ってみたら。

あら不思議。
ピピピ、ペコペコと竿を振るわすとても軽い当たり。
なんだこれ?でもとりあえず。。。っと
竿先を下げると一、二、でビビビと震えながら下にもって行こうとする。
とても軽い。

三で聞き合わせ。「早い?」とまたとても軽いので戸惑っていると、
ピクピク引く。
S名人:「食い上げだ乗ってる ! 合わせて!」気付いた名人が叫ぶ。

今度は教わったようにゆっくり大きくあわせる。
振り上げたところでふわっと軽くなり、またクーイクーイと軽く引く。

若船長:「本命か?」と一言。
ところがこの若船長の声を聞いたかのごとく、スズキさんは猛然と走りだし
オイラの竿は再びガクーンと満月になった。

S名人が駆け寄ってきて、横から竿を握る握ってくれた。竿を立てる。
業を煮やしての直接個人指導だ!

若船長はタモを構える。
グングン沖に向かって走りだすスズキさん。
S名人:「行きたい時は行かせてやる。」ドラッグからどんどん糸が出て行く。
オイラの釣技のなさを、替わりに竿が泣いてお辞儀する。

すると、持ちこたえられないと判断した
S名人が道糸を引っ張って、糸をリールから送り出してしのいでくれる。
あのときはまじ感動しました、オイラ名人の釣道に一生ついて行きます。
と心の中で叫ぶ。

若船長:「巻けるときはすきをみて巻いて巻いて!」
しかし、巻こうとしてもドラッグが滑る。

S名人が竿をたてる、勢いが弱まった。
さああ巻け。
10m巻いたところで猛烈なツッミ。
ドラッグさえ間に合わない!
また名人が糸をつかんで送り出してくれてしの ぐ。

再び巻き上げ。
もうどんだけそれを繰り返していたか覚えていない。
この時間が永遠のような気さえした。

あなまが真っ白になっているところで
若船長:「天秤ぎりぎりまで巻いて。」の言葉に我を取り戻す。

水面にゆらりと白銀の姿が見えたかと思うと、
若船長は鰓洗いが出ないうちに一発たもとり。

スズキさんだ!
どかっと船内に落ちて来たのは
70cm2.4kg。

針は口の左側に貫通する形でフッキング。
まさに釣りやがったなあ!とオイラをギロリとにらむ目が大きい!
「ひーにらまれたー!」
ぶるぶる、がくがく。膝が笑う。
「釣っちゃったよオイラ。」
しばらく、ぜいぜいはあはあして。

生け簀にスズキさんを入れて帰ってくると。
S名人:「チもとと針先はちゃんとチェックくしておけよ」と親切な一言。

あっ、興奮してお礼言うのも忘れてたよ。
「名人、船長ありがとうございました。」

ここまでコーチングしていただける釣宿は初めてです。
魚は「釣った」「釣れた」と言いますが、
その二つ意外の初体験
これは「釣らせていただきました。」です。

興奮冷めやらぬまま、するするとまた仕掛けを棚まで降ろす。
まだ、息が上がっているが群がいるチャンスは続いている。

さっきの記憶を反芻して呼吸を整えている間にまた当たり!

今度はさっきより明確。
一、二、三~四で聞き合わせ、のせて。大合わせ。
今度はうまく出来たかな?

またタモを持って来てくれる若船長。
S名人に目配せすると。
今度はS名人にやりと笑って「大丈夫」と一言。

おーそれは「おまえ今度は一人でやってみろ!」ってことですかい!
よっしゃあー名人見ててください。
「うーおー、あめちゃんイキます。」と心の中で叫ぶオイラ。

まずは左に走るスズキの力を竿の弾力でしのいで、 止まったら巻く。
ドラッグ調整がムヅカしいなと今更思いながら、
緩めて走らせサイミング、緩んだところでをかけて止めて巻く。
右に行って激しく突っ込むが竿を 下げてしのぐ。

さあ、チャンスだ今、巻け巻け巻け!

上がって来たのは
65cm1,8kg。
二本連釣!

針は上あごの固い部分にかかっていて、簡単にぽろりととれました。
うーんやっばりこれでも合わせが弱かったのね。
危ないところでした。

そして、二度有ることは三度ある。また仕掛けを下ろすとコツッあたりが、
ようやく、なんだかあたりが解って来たぞ!

で、送り込んで一、二、三、あれ?しかし今度は送り込んでも反応なし、
あっエビちゃんだけとられちった。

本当にこの釣りの面白さは、
微妙なあたりの判断、あたってからの食わせ、合わせにあるようです。

で、沖上がり時間となりました。
初めてで二本釣果はもちろん大満足。

釣れてない時、すいている時に釣りに行くのも船長さんや常連さんと話せる
時間があってすごいメリット有りなんだと、今振り返れば思います。
この日は本当にオイラにとって最高に幸運な一日なりました。

そして、それ以来釣りの記録をこうして書き残す用になり、
それがこのブログにも続いていたりするんです。
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次回の釣行予定は?!
那智勝浦 アカムツ キンメダイ
登場人物の紹介
旬蛸
はじめまして、あめちゃんです。 ハンドルネームは「旬蛸]。関西に来てからも相変わらずB級、浅く広くを実践。水深5m~500mまで、美味い魚と軟体動物を釣るためなら苦労はいといません。よって、エリアも南紀、若狭、大阪湾、鳥羽、と神出鬼没。だけど、おこずかいないから月1回に沖釣りは減りました(>_<)
このブログについて
 このブログの基本構成は一回の沖釣行に対して1日目→「俺頭」こと釣果目標を立てる!2日目→ 実釣に行って報告。3日目→料理してその感想。という三部構成になっています。実際釣りに行ったに日を掲載日時として書きたい!と妥協の結果、タイムリーな情報性を捨て記事内容にこだわり後日まとめ書きしているために。一回の掲載文がやたら長い!記事を書くのがやたら遅い!だからわかりにくい!という三重苦におりマッスル。作者のわがままとお許しください。(涙)
マイ・タックルのコーナー
出船
台湾リール
1980年前後のダイワの船竿、出舟15-180です。7:3調子でエビスズキ、マゴチの竿だと思いますがあってますかね?リールは台湾リールをセットして雰囲気を出してみました。ダイワの小物用船竿は伝統にこの舟の字が着いて、あと入舟、早舟、浦舟などのレーベルがありますが、にゃみさんのご紹介で「向日舟」の名前は初めて知りましたよ。本当にヒラメ竿かちょと心配な所もあるのでもし「向日舟」にご記憶のあるかた!何の竿か教えてください。
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