天気予報は土曜日は晴れ
日曜日昼前ごろから雨
月曜日はまた晴れ
しかし、ナギの学校行事があるので出られるのは
日曜日のみ…これがサラリーマン釣り師の痛いところ
南西からやってくる台風の季節が去って、
今度は大陸から寒気が押してくるとなると、
北西からやってくるのは…そう寒冷前線
これが時には台風並みに発達して、日本列島を通り抜ける!
その光景というのが…
コレ
もう、十年くらい前ハチミツ船長の「つり幸」さんでイイダコを
やった時とった写真だが、はっきり暖かい空気が冷たい空気に
乗り上げて雲がもうもうと発生しているのがわかる。
裏から見ると…真っ黒でおお怖~。
寒冷前線の天候変化のポイントは風向きです。
前線の通過前は暖かい空気が南東方向から吹く。
さて、そこで関東にいたころはサラリーマン釣り師なりの知恵=「釣り難民」ができました。
つまり、風裏になる場所の船宿さんを選んで行くというわけっす。
風が吹いてくる方角を背にして山がある地理の場所、これが風裏。
たとえば南西風なら金沢八景など三浦半島の東側
北東風なら反対の葉山あぶずるなど三浦半島の西側
ところがどっこい、関西は大阪湾、伊勢湾、日本海、太平洋と4つのフィールドに
恵まれすぎるほど恵まれているのに…「釣り難民」がほぼ不可能
なぜかというと乗合船の乗船システムに大きな違いが…
それが予約乗合…関西の人には聞きならない言葉ですが
関東では普通の乗合船と区別のためにこの言葉があります。
…船に乗って釣りするのに予約は必要不可欠じゃんって?
じつは関東の大都市近郊の釣り船って
予約が必要ないのが当たり前なんです。
これいううと、純関西育ちの人はみんなびっりされるんですが、
朝行って、「船長こんちわ~」で乗れちゃう。
だから、ぎりぎり船が出る直前まで天気がわかるまでどこに行くか悩めるんです。
まあ、なんでそんな予約なしが可能かといううこれはもう、船宿の絶対数の多さ。
これにつきます。
実は数えたことがあるんですが、大阪湾の明石から加太までの船宿の数でいうと
内房の千葉入れず、
東京から神奈川のまでで約10倍以上数がありました。
しかも、船宿さんあたりの保有船数が4~5隻程度あるのがざらです。
大阪湾で船数がある船宿さんって、「釣り人屋」さんと「三邦丸」さんと
あと泉佐野…と指折り数えられますよね。
ということで、東京湾と大阪湾にある釣り船の数を比べるとその差
40倍以上
うあああ、ゴキブリなみじゃあ。
いまさら考えて、よくそんな厳しい場所で釣りしてなあと思います。
しかし、船宿が少ないが故に関西は予約が必要でもう人気の釣り宿さんは、
前々日に電話してももう、満席になってたりするう~。
猛烈に船数を増やして頑張ってる釣り人屋さんですら、私なんども予約取れませんでした。
ってお前が前日に決めるのおそいからじゃ!
でも、行ける日にちが決まっているサラリーマン。無い知恵絞って考える。
今回はほんとやばそうな天気は天気図を見てもわかっていたので、実はとうに
日本海や南紀になるオニカサゴはあきらめて、風裏となるだろう北淡路のカットウフグに
照準をしぼっていたわけで、あとはその寒冷前線の通過時間。
予報によると昼前から雨なので、それまでは南風で耐えてくれると思ったのに…
朝の四時に郡家港に着くと、もはや雨が降り出している!!
これは、寒冷前線の通過が4~5時間早くなってるぞ~
風速10m近い風の予報の真っただ中で、繊細な糸でさわりを取るようなフグ釣りができるのか?!
いやそれよりもしかして…
伝説の港解散
船長の指定時間一時間前なのにまだ誰も来てないし…
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