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ホウボウのブイヤベースに泪 
2006.03.23.Thu / 22:30 
マトウは予定どうりお刺身にしました。

なぎさはこれでお初お刺身。
なぎさご飯


マグロと真鯛のお刺身も加えてチラシ寿司風に
手でつかみながらも一生懸命食べてくれています。

なぎさの始めての、焼き魚はウメイロ、煮魚はチカメキントキ
思えば外道ばかり。
でもみんな価値ある外道たちだ。

オイラ:「父ロウーとイチロウとか良郎とさくらとか親子もんに弱いんだよね。」
なぎさの食べる姿を見つめながらオイラはつぶやいた。

にゃんタロ:「だんなさんのお父さんも厳しい人ですもんね。」

オイラ:「ああーただ、オイラが彼らと違うのは、ついぞ親父に認めてもらたことが無い、出来損ないの息子ってところだな。」

職人だったオイラの父だが、子供を育てる時にこれからは教育の時代だと、子供たちを塾に通わせ職人仕事などいっさい関わらせなかった。
だから、店を継いだものは誰もいない。

お陰で、オイラをのぞく兄弟は皆高学歴で、いわいる勝ち組と言われる年収の家庭を築いている。

おいらは、そんな親父と折り合いがつかずに20歳の時家を飛びだして、今の平凡に収まるまで紆余曲折を繰り返した。

つい最近、なぎさが生まれるまでは、あまり実家にはよりつかなかったのもこのためだ。

自分が自分の遺伝子を引き継いだ子供を持つなんて考えただけで怖かった時代もあった。
でも、台湾で仕事したのをきっかけにこの考え方は180度変わったな。

台湾の人は家族の大切さをオイラに教えてくれた。
台湾の工場長に言われたよ「家族、兄弟がいるのはそれだけで幸せなことだ。」って。あの時、そういわれて自分がどう生きるかだけを考えることに必死だった自分はショックだった。

こうしていまなぎさが、ぼろぼろこぼしながらも口一杯ちらし寿司をほうばっている姿を見ていると本当にこの子が生まれてくれて良かったと
この世界に感謝したい気持ちになる。

にゃんタロ:「さあ、ブイヤベースも出来たよ。」
帰りに「海ほたる」で買った愛知県産大アサリも加えて、
にゃんタロはこのホウボウでブイヤベースを作ってくれた。

ブイヤベース


にゃんタロ:「ほんとに、ホウボウさんは煮るとゼラチン質っていうか、とろとろになったよ。いいお出汁がでてるよ。」

こっくん、スプーンですくってあったかいスープ、
スパイしーな香りの中に魚の濃くとほのかな甘みが
まじりジーンとあったかい。
お腹のなかから、心の中に染み渡ってくるような味だ。

にゃんたろ:「だんなさんが釣りを始めたのも
お父さんの影響でしょ?」

オイラ:「ああ、一番末っ子で小学生だったオイラは
昔はよく親父につれられて和歌山に釣り行ってたな。

あるとき、親父の竿に、50cmもある年無しの黒鯛がかかって、
オイラ、タモを取りに走ったんだ。

すると親父が、お前この魚、タモですくえって言うんだ。
おいら、ドジったらもうめっちゃどやされると思ったんでいやがったんだが、親父はそれでもやれって言うんだな。」

にゃんたろ:「で、だんなさんはどうしたの?」

オイラ:「しょうがないから、やった。
一回目は失敗してヤバかったんだけど、奇跡的に魚は外れずに。
二回目でなんとか。
あの魚はしばらく店に魚拓として貼ってあったな。
そんで、親父は客が来るたびに自慢話をしてたんだ、それで
最後に必ずオイラがタモ取りをしたことを話してほめてくれた
っけ。
後にも先にもあれくらいだよな親父にほめられたの…」

にゃんたろ:「そうでしたか。今日だんなさんがなんで
お魚釣りが好きなのか解ったような気がします。

にゃんタロも、いままで青いお魚しか食べたことたべたこと無かったから、白身のお魚の美味しさを知らなかったけど、こうしてだんなさんが、新鮮な白身のお魚をいろいろ釣って来てくれるお陰で、その美味しさが解った気がします。それと、同じです。」

オイラは猫殿の何気ないこの一言にほろりと来てしまった。

「…」

にゃんタロ:「あれ、だんなさんコショウ多かったでつか?」

オイラ:「にゃんたろ…お決まりのボケだな。
その典型的さがラブコメ漫画の落ちみたいで安心できるよ。
…そんな優しいお前を愛しているよ。」

オイラはちゃんと口に出してこういった。

いつも、大切な人にはその思いを、口出して表現することは大事なだからと、アメリカの人の友達が教えてくれてからオイラはそうすることができるようになった。
色んな人の心と言葉でオイラは生まれ変わりまた生かされている。

そして、本日の釣理も もちろんプライスレス。
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ブイヤベースブイヤベース(bouillabaisse)は、フランスの地中海側の地方の代表的な海鮮スープ料理。世界三大スープの一つ。もともとはマルセイユの漁師が売れない魚を大鍋で煮たものであったが、後に色々な魚が使われるようになった。本格的なものでは、脂ののった白身の魚
2007.08.08.Wed .No20 / 鍋物ファンよ!集まれ! / PAGE TOP△
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はじめまして、あめちゃんです。 ハンドルネームは「旬蛸]。関西に来てからも相変わらずB級、浅く広くを実践。水深5m~500mまで、美味い魚と軟体動物を釣るためなら苦労はいといません。よって、エリアも南紀、若狭、大阪湾、鳥羽、と神出鬼没。だけど、おこずかいないから月1回に沖釣りは減りました(>_<)
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1980年前後のダイワの船竿、出舟15-180です。7:3調子でエビスズキ、マゴチの竿だと思いますがあってますかね?リールは台湾リールをセットして雰囲気を出してみました。ダイワの小物用船竿は伝統にこの舟の字が着いて、あと入舟、早舟、浦舟などのレーベルがありますが、にゃみさんのご紹介で「向日舟」の名前は初めて知りましたよ。本当にヒラメ竿かちょと心配な所もあるのでもし「向日舟」にご記憶のあるかた!何の竿か教えてください。
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