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外房の親子鷹!(外房のヒラメ後編) 
2006.03.22.Wed / 21:52 
常連組が冷やかしがてら覗き込む中か、

海中からずーおおーーーと上がって来たのはオレンジ色の船体にブルーの翼の宇宙船?!

今までに見たことも無いようなデカイホウボウで
45cmは裕に超えている!

常連組みが赤い姿が見えたとたん、クモの子を散らすように
自分の釣り座に帰って行ったのがおかしかったが
オイラとしてはこれでも大満足だ。

ホウボウ


大船長は
「ホウボウの頭はすごい出汁がでるんだ。ホウボウ鍋はうまいよ。」とボソリと言った。

それからは、流石の外房も潮の流れが止まりだし
あたりも遠退いていった。

そうなると大船長は潮周りを繰り返し、その度にあたりを出すが
それでも潮はだんだん止まってくるので厳しさがます。

大船長はマイクで「大丈夫、潮は1.5ノットまだいってる、
イワシの反応も出てるよ。油断するなよ」
と釣り人にハッパを掛け続ける。

しかし、もう道糸が完全にまっすぐ降り始めた。
さらにきつい根を攻めているのか、根がかりでたまに竿を
ぐっと持って行かれる。

確かに油断していた訳ではなかったが、この根がかりに
悩まされていた直後事件は起きた。

オイラの青龍竿がビビビと一回だけ震えて、
一気に、グイーッと船縁まで引き込まれたのだ。

最初はまた根がかりと思ったが明に竿先は引いている。
オイラはとっさにこの時、あわせなきゃと思った。
イメージとしてはエビマゴチ釣りがあったのだ。
引き込みの時にあわせる。
これが間違いだったのである。

オイラはそこで、竿を思いっきり立てた。
満月の用に振り絞られた青龍竿は、
ズッボと抜ける感触

とともに跳ね返って水平にもどって帰って来た。

「あー何やってるんだ!」

そこには操舵室から身を乗り出して烈火の如く怒り狂った
大船長の姿があった。

「あんたは、魚と引っ張りあいっこしてるんだよ。
魚と綱引きしたらあんたは必ず負ける。
引いた時には送ってやる、緩んだ時に巻く。
さっきからそういってるだろ!そうすれば11キロの
ヒラメでも上がってくるんだ。
ルアーじゃねえつってだろ。
テレビでやってのなんかまねしちゃだめなんだよ。」

さしものオイラもそういわれてかなりショックで落ち込んだ。
ルアーマンだと思われてるのは大きな誤解だし。
しかし言い返す言葉もなく、黙りこくってしまった。

さらに追うちを掛けるように、裏の左舷で2キロ越えのヒラメ
がすぐに取り込まれる。
さっきのはそいつだ!

あとは、沖上がりまでオイラにはあたりも無かった。

ただ、素人のオイラの推測がまちがって居なければ
最後二回の流しは、この船でただ一人未だヒラメの型を
見ていないオイラの居る右舷が有利な、
船下に道糸が突っ込む流しになって居たと思う。

水平線



多分、大船長はヒラメが釣れてないバカに最後までだまって
チャンスを与え続けたのだろう。

おいらは、すごすご道具をかたづけ始めた、
するとまた若船長がやって来てオイラの隣に座った。

「お客さん、ジギングとかけっこうやり込んでるでしょ?」

オイラは反論することもなく、ぼんやりとうなづいた。

ショックで頭のヒューズが飛んでいたこともあるが
この青年のいうことを遮らずに聞いてみたかったのだ。

「そうで、しょう。そうで、しょう。
(にんまりとした笑顔)

ウチにも結構新しいお客さんが来たくれるんですけど
僕もなかなかはなしづらくって、お客さんの中にも
よけいなこと言うなって怒る人もいるしね。

親父はああだから、僕もさんざん怒られてヒラメ釣り
を覚えましたけど、この釣りは本当に面白いんですよ。

いまでも、むちゃくちゃ起こられてますけどね。
あーゆうおやじですから。
客に釣らせないと納得できないです。

でも今の時期は入門には辛いんですよ
今はもうヒラメの当たりも少なくなってるんでね、
秋の10月からなら、入門には最適なんで、

もうウチの船に乗らないって言うのでもいいから、他の船でもいいから、10月になったたらこの外房の海でヒラメを釣って見てください!お願いします。

貴方ならきっと、ハマりますよ。

柔よく剛を制すればどんなヒラメも上がってくるし
上がっちゃえば外れても、網ですくたことありますよ
あのときは親父が風邪だったもんで、おじちゃんと
二人で海にでいて…。」

彼のヒラメの話は20分も続いただろうか、船が岸に着いても
大船長に呼ばれるまで目を輝かせて話続けてくれた。

そして、最後に
「ホウボウは親父のいった通り本当に鍋にするとうまいですよ。」
と言い残してさって行った。

港


オイラは岸壁で船の片付けをする、若船長の姿を見ながら
この青年本当にこの釣りが好きで、この海が好きなんだな。
そして、お父さんを尊敬し愛しているんだ。
と思った。

そして、これからの船宿経営として何が必要で
自分がどうして行けばあの自分が偉大だと思っている
父の欠点も補ってを超えて行けるのかももう気付いている。


久しぶりにいいものを見せてもらったばい(なぜか九州弁)
こんな生き生きした青年を見たの何年ぶりだろう。
このごろ生き生きしてるのは女性ばっかだしね。

そして、改めて親って偉大だなと、大船長を思った。
息子を見れば父の背中の大きさが解る。
とうちゃんはすごいんだね。

外房の親子鷹、10月には再びここに来てまたこの
船に乗らねばならない、オイラはそう外房の海に誓った。

って転勤はどうなったのかって?
実はさんざん騒いだ割に今回は転勤なし!
金太郎飴、4月からも関東沖釣りで行きます!


そして今回は俺頭も釣価も、10月までプライスレス。
釣果

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ヒラメは残念でしたけど、本当に釣り甲斐のある船宿だったみたいですね♪色んな船宿があると思うけど、釣らせようと必死になってる姿を目の当たりにすると頑張んなきゃって思いますよね~。最近は怒ってもらわないと逆に不安になります(笑)
関東沖釣りのままという事で本当にいつかご一緒できたらいいですね。10月になったら私も怒られに外房にヒラメを狙いに行こうかな・・

- from にゃみ -

--にゃみさんへ--

いや、男一匹乗船だから余計に好きだとわかって、スパルタ教育受けちゃうのかもしれませんね。過去の逸話も暇を見て書きますけどおかげで出会えた人、わかったこともあります。でも本当はにゃみさんのように常連となれる宿があれば一番勉強は早いんでしょうね。私も久しぶりに萬司郎さん行ってみようかな。できればカサゴで!

- from あめちゃん -

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那智勝浦 アカムツ キンメダイ
登場人物の紹介
旬蛸
はじめまして、あめちゃんです。 ハンドルネームは「旬蛸]。関西に来てからも相変わらずB級、浅く広くを実践。水深5m~500mまで、美味い魚と軟体動物を釣るためなら苦労はいといません。よって、エリアも南紀、若狭、大阪湾、鳥羽、と神出鬼没。だけど、おこずかいないから月1回に沖釣りは減りました(>_<)
このブログについて
 このブログの基本構成は一回の沖釣行に対して1日目→「俺頭」こと釣果目標を立てる!2日目→ 実釣に行って報告。3日目→料理してその感想。という三部構成になっています。実際釣りに行ったに日を掲載日時として書きたい!と妥協の結果、タイムリーな情報性を捨て記事内容にこだわり後日まとめ書きしているために。一回の掲載文がやたら長い!記事を書くのがやたら遅い!だからわかりにくい!という三重苦におりマッスル。作者のわがままとお許しください。(涙)
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台湾リール
1980年前後のダイワの船竿、出舟15-180です。7:3調子でエビスズキ、マゴチの竿だと思いますがあってますかね?リールは台湾リールをセットして雰囲気を出してみました。ダイワの小物用船竿は伝統にこの舟の字が着いて、あと入舟、早舟、浦舟などのレーベルがありますが、にゃみさんのご紹介で「向日舟」の名前は初めて知りましたよ。本当にヒラメ竿かちょと心配な所もあるのでもし「向日舟」にご記憶のあるかた!何の竿か教えてください。
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