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プロジェクト-F 挑戦者ダチ 
2006.09.26.Tue / 22:02 
-プロローグ-

金太郎飴は昔「少年ジャンプ」が好きだった。
そう、ジャンプが公称600万部を超えた時代、「友情」「努力」「勝利」を旗印に、個性豊かなヒーローたちが紙面上をにぎあわせ熱いバトルを繰り返すことに憧れ熱中していた。

しゅうは今「カットウ河豚」が好きだった。
そう、「にゃみのぼけぼけ釣り日誌 二万ヒット記念大会」打ち上げ会場でのこと、ふぐでオフをやるなら主催者決めでくださいと永久幹事が言った時、だから真っ先に手を挙げたのだ。

しかし、その時点で「カットウ河豚交流戦」の青写真はまったく描かれてはいなかった、むしろ金太郎飴は「河豚釣りオフ」なんてやりたくない!と思っていたのだ。
しかし男たちは立ちふざがる、壁を乗り越えて、「カットウ河豚交流戦」開催の難関に乗り出して行く。

テロップ
プロジェクトーFugu挑戦者ダチ
さて、歌うは中○みゆ○の「地上○星」の替え歌「海中の魚」!

ジャラン~ジャラン~♪

風の中のショウサイフグ 砂の中のイイダコ
みんなどこへいいった?
釣り上げられることも無く

大海原のワラサ 深海のスルメイカ
みんなどこへいいった?
魚タンに反応も無く

海中にいる魚を だれも見れはしない
釣り人は竿先ばかり見てる

カモメよ高い空から 教えてよ魚のいるところ
カモメよ海中の魚は 今どこにいるのだろ?

ターリラーリー♪ターラリラーリー♪ターリラーリー♪
チャーララ、ラー (フイドアウト)

(第一部 友情)

ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン、
日曜日の夜の東海道線、東京行き。江ノ島の釣りから帰る電車のなかで、オヤジたちの目はうつろに輝いている。
今日の釣りの話、明日の釣りの話、自分の好きな釣りの話、かなり酔いが回っているので口数は少なく成っているが。ぽつりぽつりと
釣りの話を語り続ける。

泥酔して眠っているフグキチさんを除いて…。

しゅう:「あめちゃん、フグは楽しいよ!本当に面白い釣りなんだよ。」

あめ:「そうか、そうか。でも難しいんだよね。(本音:これ以上ハマる釣り増やしたくないよ、オイラプロゴルファー猿じゃないから道具いるし(汗)」

しゅう:「ああ、でもそこがいいだよよ、おれ今日のマルイカでもたれって感じがわかってさあアレはフグに通じるんあだやよなあ………………………………。」

そう、あのときのしゅうの目の輝き、まるで夢見る少年のようだったそう、少年ジャンプに胸躍らせたあのころの。

金太郎飴はしゅうの目を見て思い出していた、それは去年の秋イイダコ修行を初めてであった、各々の船宿のイイダコ名人。
それは、こうも違うのかというほどオリジナルで個性豊かな釣りを展開する方々であった。

短い竿有るかと思えば長い竿あり、リールかと思えば手バネあり道具も釣法も違う名人が同様に次々とイイダコを釣り上げる。この名人たちが一様に同じ竿で同じ仕掛けであったなら、金太郎飴はイイダコ釣りを全然面白いと思わなかったに違いない。
それが、少年の日思いあこがれたヒーローたちがいろんな武器での戦う姿と重なり合う。

一度この名人たちを同じ船に乗せて、戦わせてみたい!
子供のような夢がよぎる。

しかし、それは全盛期のジャイアント馬場とアントニオ猪木が、
大人気怪獣、ゴジラとガメラが戦うほど不可能な話。

大人になったオイラには資本主義という物がどういうものかとうに理解できていたのだ。
新日と全日ではカードを組めないし。東宝と東映も映画館が違うのだ。

でも、子供は夢を見てみたい、馬場と猪木は?
ゴジラとガメラは?のどちらが強いのか知りたかったし友達とさんざん語り合った。

ふと見れば隣でゴジラが酔いどれて眠っている…。
飲み会ではモスラと激突散々吠えていたこの人も、この人も相当にフグが好きなんだろうなあ。
そう顔に書いてある、なんで満足そうないい顔なんだ。

「……聞くところによるとU屋さんの食わせカットウの登場以来、フグでもいろんな釣法が開発されて増えているという。」

そう思った時にイイダコなら不可能でもフグならファンの数は多いし、ゴジラ対ガメラに近いことが出来るんじゃないか?

夏の夜空の下、金太郎飴は帰り道そのことをすでに考えはじめている自分がおかしかった。


(第二部 努力)

「カットウ河豚交流戦」開催にはどう考えても大きな障壁があった。

いま、しゅうと金太郎飴が親交を深めているフロガーの中には竿頭経験者やフグの手練は数人いる。
だから、名人級の釣り人を数人集めることに関しては可能かもしれない。
しかし、その方々を乗せて満足できる好条件で船を出してくれる船宿、それが問題だった。

大きく横たわる問題それは沖釣りの船宿の慣習。
釣り人と船宿の関係、これは常連、名人となるほど密殺な物だ、そこには複雑な義理人情やプライドで織り成されている。

この義理人情やプライドを汚すことは有ってはならない。金太郎飴はそう思った。

しかし、船長さんにとって自分の考え方、釣らせ方とスタイルと違う釣り人を乗せるって釣らせると言うことが果たして可能なのか?
他船の常連さんを乗せるということは、つまり、それは船長の言うことを聞かない客と同じではないか?
ある船宿さんでは食わせカットウやちらし針は邪道と取り合わないとも聞いている。

さて弱った。

さらに
「釣果の方程式」「禁断のタコ船ミシュラン」でも書いたが、名人の釣り技術とは、通う釣り船の船長の操船技術の上に成り立っている。

だから、本当に釣力を競うと言うなら、ハルちゃんはN屋さんの船に、フグキチさんはY屋さんにホンビノス貝さんはM長さんにおのおの一人だけベストの座席に乗せて戦うのが平等というもの…。

そんな釣り大会の開催は夢のまた夢だ…。
(でもオイラ宝くじでも当たったら主催しちゃうかも)

幹事としてはそこまで考えて、主催者しゅうに相談した。
出来るだけ参加された皆がリベラルに、なおかつ釣れる状態で戦えるようにそのためには開催する。それには開催する船宿が最大のポイントであると。

その時、しゅうは胸を叩いてこう言い切った。

しゅう:「船宿さんの方は、俺に任せてください。」

顔は決意に満ちていた。

あめ:「でも、フグやったことの無いような仕立て専門の船宿じゃあ、釣れる物も釣れなく成るぞ。」

しゅう:「大丈夫、オイラが説得します。乗合船で毎日出ている船長さんでやれるよう、富士丸さんにたのんでみます。」

あめ:「しかし、富士丸さんは仁船長が前に頼んでくれたときは、仕立て船は仕立て船専門の船長になるって言われて……」

しゅう:「乗り合いの一角でいい、やらせてもらえるように頼んでみます。」

しゅうの意思はあくまでも硬かった、今思い起こしてみると、しゅうの頭の中には富士丸しかなかった。それは彼の原監督の「ジャイアンツ愛」にも負けない「富士丸愛」だったのかも知れない。

 そして、そんなしゅうの熱い気持ちに富士丸さんもこたえてくれた。
普通の船宿さんなら聞いてくれないであろう無理を聞いてくれ、あくまでも乗合船ということで一艘船を「カットウ河豚交流戦」のために抑えたくれたのだ。乗り合い船だから常時フグ船に乗る乗合船船長をだまってそのままにして…。

これがどんなにすごいことか、皆さんならお解りであろう。
しゅうと金太郎飴は涙して釣り宿さんに感謝した。

そして二人は24日の開催を決め、ブログ上で「カットウ河豚交流戦」をぶち上げた。
しかし、この時点では二人で相談して船宿さんの名前は参加者だけに連絡して最後まで伏せるかどうか悩んでいたのだ。
だから、「鶴見に集まれ」と書いた。

(第三部 勝利に続く)

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COMMENT TO THIS ENTRY
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宿決めにしても色々苦労があったんですね~
そうイイダコオフ出れそうなのでぜひとも連絡ください!

- from ゆう -

--黒船--

今回の 仕立は 遊漁船界の 黒船であり 幹事様のと 船宿さんの 厚い信頼と 熱い友情で 成功したのですね♪~

そして集まった 豪傑達 梁山泊に 集った豪傑のごとく ですね♪~

※鉄牛役は取ぃぃぃ~♪~(笑)

- from ふくさん(会員番号3番) -

--素晴らしい! 感動した!--

あめちゃんさんとしゅうさんが、皆さんの目に見えないところで
どれだけ大変な苦労をされていたか、手に取るようにわかりました。
ホントにお疲れ様でした。
特に小物釣りは一家言ある方が多いし、皆さんの欲求を満たす
だけの船宿を探すのは至難の業ですからね。

やっぱりあめちゃんさん、あなたは永久幹事です。
ここまで気を遣うことの出来る方は他にいません。
今度爪の垢を煎じて飲ませて下さい m(_ _)m

- from makoto -

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猪木対馬場のような夢の競演でしたよね。

涙ぐましい努力と、繊細な配慮の元に始めて成立する大会!

うまく公平を期すための配慮は感じてました。

我が家は道場破りの前に百戦錬磨のノゲ頭を目標に一年間精進してきました。

どこへ出しても恥ずかしくない娘を作る為に。

やっと、ノゲで竿頭が取れるようになったので、応用編にも進めるちょうど良い時期でもあったのです。

え?ワタシ?蚊帳の外。
ハルちゃん釣り名人計画マネージャーですから。

- from ハル父 -

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フグキチさんがジャイアント馬場なら、アタシがアントニオ猪木。ハルちゃんがキューティ鈴木でアサリちゃんがジャガー横田!?
いけねぇ~ また殴られるゥ~~ あめちゃん、しゅうさん。お疲れさまでしたねぇ。

- from ホンビノス貝 -

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やっぱりビデオ撮影が欲しかったですね。
それで、この記事に基づいた再現ビデオをおりまぜながらの「プロジェクトF」のビデオ販売(笑)

絶対に売れる!!はず(笑)

しかしあめちゃんたちの緻密な計画と行動力には頭が下がります。
良かった~あめちゃんがいてくれて♪

- from にゃみ -

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思い出すと涙がでるねぇ、あめちゃん
この後も試練がいくつもまっているんだよね。
みなさん、ハンカチの用意ですよっ!(ぇ

- from しゅう -

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というわけで、ストーリーテラーとしては手前味噌ですが、書かせていただきました。(笑)
もし第二回をやりたいという主催者さん現れましたら参考にしてくださいね~ご相談も受け付けます。

- from あめちゃん -

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次回の釣行予定は?!
那智勝浦 アカムツ キンメダイ
登場人物の紹介
旬蛸
はじめまして、あめちゃんです。 ハンドルネームは「旬蛸]。関西に来てからも相変わらずB級、浅く広くを実践。水深5m~500mまで、美味い魚と軟体動物を釣るためなら苦労はいといません。よって、エリアも南紀、若狭、大阪湾、鳥羽、と神出鬼没。だけど、おこずかいないから月1回に沖釣りは減りました(>_<)
このブログについて
 このブログの基本構成は一回の沖釣行に対して1日目→「俺頭」こと釣果目標を立てる!2日目→ 実釣に行って報告。3日目→料理してその感想。という三部構成になっています。実際釣りに行ったに日を掲載日時として書きたい!と妥協の結果、タイムリーな情報性を捨て記事内容にこだわり後日まとめ書きしているために。一回の掲載文がやたら長い!記事を書くのがやたら遅い!だからわかりにくい!という三重苦におりマッスル。作者のわがままとお許しください。(涙)
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1980年前後のダイワの船竿、出舟15-180です。7:3調子でエビスズキ、マゴチの竿だと思いますがあってますかね?リールは台湾リールをセットして雰囲気を出してみました。ダイワの小物用船竿は伝統にこの舟の字が着いて、あと入舟、早舟、浦舟などのレーベルがありますが、にゃみさんのご紹介で「向日舟」の名前は初めて知りましたよ。本当にヒラメ竿かちょと心配な所もあるのでもし「向日舟」にご記憶のあるかた!何の竿か教えてください。
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